幼稚園・保育所でのアレルギーっ子生活
他の子供と一緒に何かを食べることや、
親の目の届かない場所で何かを食べることが
ほとんどない未就園児時代。
それだけに、幼稚園や保育園に入る年になったとき、私は本当に怖かったです。
我が家は幼稚園に通っていますが、
幼稚園選びや、先生方にどのような対応をお願いしたかを参考までに書きたいと思います。
たまたま毎日お弁当の園
いろんな方針があるとは思いますが、
私はのびのびと元気に外で泥んこ遊びさせてくれる幼稚園に
子供を通わせたいと思っていました。
そして、そんな幼稚園を見つけたわけですが、
たまたまこの幼稚園が「毎日お弁当持参」の幼稚園でした。
普通のお母さんなら敬遠しそうな「毎日お弁当」。
でも、アレっ子にとっては、他の子が給食の中、ひとりでお弁当を食べるよりも、
みんなでお弁当が食べられるこの環境はベストだ!と私は思いました。
アナフィラ経験があるのは次男なのですが、
長男の幼稚園選びの段階で、次男のことを考えてこの幼稚園を選びました。
長男が年中、年長を過ごす間に、先生とも仲良くなれ、
幼稚園の方針もじっくり知ることができたので、
第一子を通わせるお母さんよりは少しだけ負担が少なかったかな?と思います。
病歴などを書いた文書&先生との密な関係で乗り切る
次男が幼稚園に入る前に参考にしたのが以下の本です。
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この本に書かれてある幼稚園への依頼書を参考にして、私なりの文書を作成し、
入園前と入園後に先生に時間をとっていただいて話しました。
これまで症状が出た時の年齢と、症状の出方、接種した食べ物を表にしたものや、
症状が出た時の写真(目がぶわぁ~っと腫れてるもの、じんましんブツブツのもの)も添付。
その紙を渡しても不安で不安でしょうがありませんでした。
紙を手に先生方と話したのですが、その時に年配の先生に言われたひとこと。
「これだけやっても、やっぱり生活していく中で気づくこと、分かることがあると思うから
定期的に確認しあいましょう」
それ以降、新しい食べ物が解除されるたびに、先生と話をしていましたが、
徐々に話をしなくてもこちらも安心できるようになっていきました。
それはなぜか。。
息子の通う園は送迎バスもありません。
送り迎えをするため、毎日2回、必ず先生と顔を合わせ、話をします。
たとえば1度食べたことのあるおやつであっても、必ずもう1度確認があります。
先生と顔を合わせて話すこと、私にとってはこれが安心につながったのだと思います。
ちなみに。
通っている幼稚園は1学年1クラスの小さな園。
入園前から次男の顔と名前はすべての先生に知れ渡っているほどアットホームな園。
その点は安心感がありました。
アレルギーのことも、全員の先生が知っていたので。
一番気になるお弁当&おやつタイム
次男入園の後、実はこの幼稚園でも「給食」が導入されました。
希望者だけなので、お弁当の子もいます。
次男は「給食の子もいるんだよ~」とは言いますが、特にうらやましいわけでもなさそうです。
お弁当の時間のことは一番の懸念でした。
お弁当とおやつを食べる時の班は、先生が決めたのですが、
次男の班は「アレっ子」が固まってます(笑)
アレっ子以外は、しっかりと落ち着いた女の子。食べ散らかしたりしなさそうな(笑)
そして先生がおとなりで食べてくれます。
お弁当時の誤食は一度もありません。
おやつは、年少時はみんなと別のものを食べていたのですが、
年中時のいま、みんなが食べられるおやつを、みんなで食べるように
幼稚園が用意してくれています。
アレっ子も一緒に食べられるから、というのもあるのですが、
幼稚園の先生がおやつに添加物が少ないものを考えた結果、
アレっ子もOKのシンプルおやつになったようです。
おやつ時に牛乳を飲んでいたのですが、これも今年からなくなりました。
理由は、いまどき幼稚園で牛乳を飲まなくても、栄養状態は維持できるだろうということ。
それと、放射能汚染を気にしてのことです。
千葉のホットスポットに住んでいて、関西に避難してきたお友達が園にいて、
その方の話を聞いて、みんなの考えがずいぶん変わりました。
先生もお勉強されたようです。
結果的に、アレっ子にとっては安心な環境になりました。
次男がもうひとつ特別にしてもらっていることは、
歯磨き。
歯磨きの取り違えなどが怖かったので、息子だけ後に磨いています。
年長さんになったら、みんなと一緒にしてもらおうと考えています。
初めまして!息子が卵乳アレルギーで来年から幼稚園なので幼稚園探しに奮闘しています。とても不安がありこちらのブログを見て勉強させていただきます