子どものアレルギー血液検査*検査項目の選び方

公開日:  最終更新日:2016/01/31

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子どものアレルギー血液検査*小児科or皮膚科?行うタイミングは?の続きです。

血液検査は調べる「項目」を選べます

血液検査を行うことになったら、「項目」を選ぶことになります。

多くの場合、医師が選んでくれると思いますが、ここで要注意。自分が気になっている項目があれば、必ず「〇〇もチェックしたいです」と言った方がいいです。

相談してくれるお医者さんであればよいですが、患者に見せずにパパッとチェックされる場合もあるので気を付けましょう。

子どもの血液検査の項目

①乳児期に初めて行う場合

牛乳・卵白・小麦・大豆・米は多くの場合で検査するようです。離乳食に関係する食べ物を調べる傾向にあります

これに加え、我が家では、ヤケヒョウダニ、ハウスダスト、米、卵黄、オボムコイド、イワシ、サケ、タラを検査しています。

これだけ調べるのは、ひとえに湿疹がひどかったからです。乳児の検査項目としては多いのではないかと思います。

湿疹のひどさ、家族がアレルギー体質であることなどから、血液検査で陽性が出る事がほぼ確実だと思って検査をしています。その上で、なぜこの項目を選んだのかを考えると、

湿疹の原因が「ダニ」「ハウスダスト」にあるかもしれないから
母乳を飲んでいたため「魚」「肉」に反応しているかもしれないから(親が魚好きでしょっちゅう食べると話しました)
離乳食を進めるには「魚」「肉」について調べておいた方が良いから

太字にした部分のようなポイントを参考に、家庭の食事状況に合わせて選んでみてはいかがでしょうか。

ソバ、ピーナッツ、カニなど、重篤なアレルギーを引き起こす可能性のある項目もありますが、乳児期にこれらの物を食べる可能性は低いため、行わないことが多いようです。

※もしこれらのものが身近にある環境でしたら、当然、その旨を相談してチェックするべきだと思います(ピーナッツの名産地で良く食べる、とか、蕎麦屋を営んでいるとか)。本人が食べなくても、母乳を与えている母親が食べていたり、身近にいる人の衣服や、住宅につく可能性がある場合は、行った方が良いと思います。

②2回目以降の血液検査

前回の血液検査結果と、その後の経過を踏まえて項目を決めます。

・数値が高くて食べられないものについては、引き続き検査項目に含めます(数値が下がれば、プリックテストや負荷試験に進むという流れ)。
・食べることができ、症状が出ないものについては、検査しなくなっていきます。
・新しく食べてみたい項目について検査をしていきます。

次男の場合、3歳児の血液検査項目からがらっと内容が変わっています。
新しく加わったものは、

ごま・そば・ピーナッツ・いんげん・アーモンド・カニ・エビ・タケノコ・イカ・クルミ・アサリ・牡蠣・メロン

検査をしたのは幼稚園の入園直前。
園で食べる可能性があるもの、お弁当に入れたいもの、家で親や兄弟がよく食べるものを項目に入れています。

離乳食から通常の食事(除去食)になった後、除去食から家族と同じ食事に近づけるのが、ちょうどこの時期です。

わが家では、エビ、カニ、牡蠣を冬によく食べるので、医師に入れてもらうように言いました。
「カニや牡蠣を3歳で食べさせなくてもいいんじゃないの~?」と言われましたが、食べる可能性があるものはすべて確認しておきたかったので。

この時の検査では、ピーナッツに高い数値が出た以外はすべて陰性でしたが、最初に食べさせるときは慎重に慎重を期して、少量ずつ食べさせました。
「血液検査で陰性だから、食べられるわけではない」からです。血液検査はあくまでも参考だと私は思っています。

まとめ

次男坊がどのような項目をチェックしてきたか、またその数値についてはこちらの記事で書いていますので、参考にしてみてください。

血液検査はどの食べ物でも調べられるわけではありません。項目がないものもあります。

事前に子どもがよく食べそうなものなどについて考えて行き、医師と相談して項目を決めるのが良いと思います。

同じ項目が無くても似た項目があることもあるので気になる物はなんでも聞いてみましょう(例えば魚の場合、全ての種類はありませんが、白身魚などの共通項で検査できます)。

参考記事:
【アレルギー血液検査結果】5か月~8歳の卵、乳、小麦、ピーナッツの数値変遷まとめ
0歳5ヶ月~4歳までのアレルギー血液検査結果一覧にしました

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