「保湿、アレルギー防ぐ効果? 皮膚の防御機能守る 国立成育医療研究センター発表」朝日新聞記事を読んで

公開日:  最終更新日:2014/11/29

朝日新聞(2014年10月2日)で「保湿、アレルギー防ぐ効果? 皮膚の防御機能守る 国立成育医療研究センター発表」という記事が掲載されていました。

この記事を読んで、正直「うーん、これ、もう定説でしょう」と思ったのですが、知らない方もまだまだ多いんでしょうね。

アレルギーが最初に発症するとき。
口からではなく、皮膚から入って発症するというのが今の主流の考え方です。
肌のバリア機能を高めるために、保湿を行うのが重要ということが発表されたというのがこの記事の大きな流れです。

私はよく「Yahoo知恵袋」のアレルギーQ&Aに出没して回答しているのですが、この中でもよく「アレルギーを予防するためにはどうしたらよいですか?」というような質問を見かけます。
それに対して、「肌のバリア機能を高めること」の重要性を答えてきました。
今回発表されたことを念頭に置いての事です。

赤ちゃんの乳児湿疹は、本当に乳児湿疹である場合も多いですが、アレルギーによるものも多く見られます。
以前にも書きましたが、赤ちゃんに湿疹が出た時に「アトピー性皮膚炎」「アレルギー」だと思いたくない心理が働く方も多いようです。
また、ステロイドを使うのが怖い…という声もよく聞きます。

どちらも気持ちもよく分かります。私自身そうでした。
しかし、今定説とされているものから将来のことを考えると、肌の状態を良くしておくことはアレルギーの予防につながるということになります。
正しく知って正しく怖がる、正しく対応する、これが大切だなと思います。

今回発表されていることについて少し触れているのが「「アレルギーっ子は〇〇が多い」…だから妊婦さんに気を付けてほしいこと」という記事です。
朝日新聞の記事はログインしないと最後までは読めませんが、同じようなことを上の記事にも書いています。
赤ちゃんのために、気を付けてあげてほしいなと思います。
朝日新聞の記事はこちら

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