1/5朝日新聞「アレルギー科治療」問題点についての記事を読んで

公開日:  最終更新日:2015/01/06

1月5日の朝日新聞朝刊に気になる記事が載っていました。

「アレルギー科治療、指針とズレも」というタイトルで、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎の治療において、多くのアレルギー科の医師が、関連学会の定める指針と違う治療をしている実態が浮かび上がったという内容でした。

引っ越しが多いせいで、茨城、神奈川、兵庫、大阪、福岡で複数のアレルギー科、皮膚科にかかってきましたが、このことは身を持って実感していました。
「アレルギー科」という看板がかかっているからといって、「アレルギー専門医」と思い込まない方がいい、というのが私の持論です。
新しく病院を選ぶときには、SNSの口コミやブログから自分で判断しています。
口コミやブログをそのまま鵜呑みにせず、自分の譲れないポイントがきちんとクリアされているかを考えるのが大事です。

記事で衝撃的だったのは、呼吸困難などの発作があった患者に「エピペン」を使用すると答えた医師が約5割だったということ。
怖いですね。
しかし、知識が無いのに簡単に処方するのも怖い、ということなのかもしれません。
そういうお医者さんは、アレルギーについての専門的な知識を持つお医者さんにぜひ紹介していただきたい。
呼吸困難などの発作がある場合、というのは、命の危険がある場合ですから。

私の知り合いで、処方される体重に満たないのにエピペンを処方された人がいました。
エピペンは15キロ以上から、というのが条件です。
この話を聞いたときは本当に驚いて、セカンドオピニオンを受けるか、処方した医師に問い合わせた方が良いと思うよ…と伝えたのですが、ご本人が全く気にしてなかったこともあり、そのままにしているようです。
私としては、ものすごーく気がかりなのですが…。

話がそれましたが、アレルギー科の医師だからと言ってアレルギーに詳しいわけではないのです。
正直言って、普通のアレルギー科の医師より私の方が詳しい自信、あります(笑)。でも、今通っているアレルギー専門医の先生の知識には、とうていかないません。

病院選びは本当に難しいのですが、自分が納得できないときは絶対に曖昧にしないことが大事だと思います。
今回の調査で、こうした実態が分かったことが何よりの証拠。医師任せにせずに、自分で勉強する(専門医にかかれば、自然と身につくことだと思います)ことが、子どもを守ることに繋がるなと、再確認しました。

記事はこちらから(途中までですが)読めます。
アレルギー科、学会指針と違う治療も 実態調査で判明 朝日新聞DIGITAL

関連記事:「エピペン」ってどんなもの?どんな人に処方される?値段は?基本まとめ

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