パンメーカーに卵と乳の含有量について問い合わせ。各社の対応やパンを使った減感作の注意点

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以前にも書きましたが、次男坊はPASCOの超熟シリーズやチョコスナックパンを利用して、卵と乳の減感作療法を行ってきました。
PASCOのHPから問い合わせると、卵や乳製品の細かな含有量を教えてくれます。うちの息子にとっては利用しやすい含有量だったし、パンの味も気に入っていたのでとても使いやすかったのですが……
とんだ誤算がありました。なんと、PASCOの商品は北海道と九州では販売されていないのです!
これまでこのHPを見て「PASCOの商品、売ってないよ~」って思ってた方もいらっしゃったかもしれませんね…。

減感作療法がすっかりストップしてしまったのですが、このままではいけないので早速他のパンメーカーに問い合わせてみました。


フジパンに問い合わせてみた


近所のスーパーのパン売り場を見て取り扱いのあるパンメーカーを調べ、HPを見たところ、「フジパン」はHPから問い合わせができることが分かりました。商品一覧があったので、息子が毎日食べたがるようなもので、卵や乳があまり使われていなさそうなものをピックアップしたところ、10種類ほどになってしまいました。

多すぎるかな…と思ったのですが、えーいっと問い合わせたところ、すぐにメールでお返事をいただきました(詳しく覚えていませんが3日以内だったことは確実)。

1個当たり 卵:〇g、乳成分:〇gという表記の仕方です。


山崎パンに問い合わせてみた


続いて、山崎パンに問い合わせようとHPを確認したところ、問い合わせフォームではなく電話での問い合わせになっていました。以前、お医者さんから「山崎パンは一度に3種類までしか問い合わせできない」と聞いたことがあったので、今回は厳選しました。「チョコスナックパン」「アップルパイ」「薄皮つぶあんパン」の3種類。

電話をして事情を話すと「商品はお手元にありますか?」とのこと。
「ありません」と答えると、「問い合わせにはバーコードが必要」と教えてくれました。

「購入しなくても構いませんので、商品の後ろのバーコードの番号が分かればいいのですが…」
と申し訳なさそうに言われてしまいました。

後日、バーコードを入手して問い合わせると、翌日にお電話で回答をいただけました。
山崎パンの場合、問い合わせた翌日の午後3時以降にお返事を頂けることが多いようです(土日祝日を挟むと少し遅れますが)。

なぜバーコードが必要なのか。私の推測ですが(そしてたぶん当たってると思いますが)、例えば山崎パンの「チョコスナックパン」の場合、6本入り、8本入り、包装の違うタイプの物など、様々な商品があります。おそらく、それぞれの商品で、含有量は異なるはずです。
電話やHPで「チョコスナックパン」と言っても、いったいどのタイプの物なのか、分かりにくいですし行き違いも生まれそうです。この点、バーコードの番号で管理していれば間違いは起こりません。
問い合わせた側は、どのバーコード番号の物を問い合わせたか、しっかり管理していなければなりませんが…。


意外と簡単に含有量を教えてくれますが…


 

上記のように、問い合わせるとどのメーカーも詳しく教えてくれます。しかし、含有量は「卵が〇g、乳成分が〇g」ということであって、「卵が液卵なのか、卵黄なのか」「乳成分が脱脂粉乳なのか、バターなのか」などについては、自分で包装の裏を見て、原材料表記を確認する必要があります。これについては、また別の記事で書こうと思いますが、例えば脱脂粉乳とバターでは、含まれるたんぱく質の量に大きな差があるのです。

私はパンでの減感作療法を医師から提示されたため、どのように成分量を見ればいいのかもレクチャーを受けました。ご自身でする場合は、しっかり勉強して、医師に判断をあおいで行うべきだと思います。微量でも反応する場合はお勧めできません。なぜなら、教えてもらえる含有量は「平均値」であり、卵や乳成分がどの商品にも均等に入っているわけがないからです。多少偏りがあっても大丈夫、という幅を持って、試していくべきだと思います。

九州には九州独自のパンのメーカーがあり、スーパーでも多く取り扱われているのですが、これらについてはおいおい問い合わせていこうと思っています。
問い合わせたらここにも追加していこうと思います。

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