小麦アレルギーにも有効?「グルテンフリー」が流行!

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「グルテンフリー」という言葉、聞いたことがありますか?実はいま、「グルテンフリー」の食事を取り入れる人が増えています。

きっかけとなったのは、テニスの世界ランキング1位のノバク・ジョコビッチが食事に取り入れたこと。男性にも広まっているのだとか。女性に人気の俳優、ディーン・フジオカさんもグルテンアレルギーのために「グルテンフリー」の食事を行っています。ダイエットのために取り入れる人も多いようです。

「グルテンフリー」って何?

パンを作る人なら必ず知っていると思いますが「グルテン」とはパンや麺類のもっちり感の元になるたんぱく質。小麦、ライ麦などの穀物の胚乳から生成されます。小麦のたんぱく質の8割程度がグリアジンとグルテニンですが、小麦に水を加えてこねる事でこの2つが混ざったものが「グルテン」です。

ちなみに「グルテン」の塊ともいえるものが「麩」。

「グルテンフリー」とは、「グルテン」を使わない食事療法。グルテンが含まれる食物を摂らないという事になると、一般的には小麦をはじめとして、ライ麦、大麦、オート麦などを除去すると言う事になります。

「小麦アレルギー」とどう違う?

インターネットを調べてみると「グルテンフリー」とセットになって「グルテン過敏症」「グルテン不耐症」などの言葉が並びます。これらは「小麦アレルギー」とは似て非なるもの。混用されているケースもあるように思いますが、これは「摂取して不調になる」という共通点があるからだと思います。

グルテンに対する自己免疫疾患である「セリアック病」の患者さんも「グルテンフリー」の食品を摂取する必要があります。

いずれも「小麦アレルギー」とは異なる物ではありますが「グルテンフリー」の食べ物が、小麦そのものを除去している場合は「小麦アレルギー」の方にも有効です。「グルテンフリー」でも「小麦のその他の成分」が含まれていれば、食べられないかもしれません。では「グルテンフリー」の食べ物ってどんなものなのでしょう。

アメリカではメジャーな「グルテンフリー」

アメリカでは「グルテンフリー」の食べ物が多く販売されています。例えばiHerbのホームページを開いて「グルテンフリー」と入力すると、グルテンフリーのお菓子などがたくさん出てきます。

原材料を見てみると「Potato starch(片栗粉)」「brown rice flour(玄米粉)」「tapioca starch(タピオカ澱粉)」などと書かれています。日本でも小麦を除去した食品はこのようなものが使われていますよね。

アメリカは日本以上に小麦を食べる国。グルテンフリーの食品を求める人も多いのだと思います。「グルテンフリー」の食品であれば当然小麦は不使用だと思いますが、原材料のチェックは欠かさずに。日本だけでなくアメリカの食品にまで目を向けてみると、食べられる種類が増えるかもしれません。

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