ピーナッツアレルギーの血液検査項目「Arah2」と負荷試験

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欧米で発症数の多いアレルギーといえばピーナッツアレルギーです。
ピーナッツアレルギーはごく少量でアナフィラキシーショックを起こすことが多く、死亡例も多く報告されています。血液検査の結果数値が高い場合は食べるのを避けているという人も多いのではないでしょうか。病院でもピーナッツの数値が高い場合は、数値が低くなってから負荷試験を行うというのが通常です。それだけ危険だからだと思います。

Ara h 2(アラエイチツー)の数値が重要

ピーナッツに関する血液検査の検査項目にAra h 2(アラエイチツー)という項目があります。これは、ピーナッツ由来のアレルゲンコンポーネント(構成要素)の1つで、症状誘発との強い関連性が報告されています。ピーナッツという項目の他に Ara h 2も調べている場合は確認してみてください。

ピーナッツの数値が陽性でも、 Ara h 2が陰性の場合は食べられる可能性があると考えられています(もちろんピーナッツの数値が陽性の場合はそれだけで危険ですので、 自己判断が絶対にやめてくださいね)。ピーナッツの数値が高くもっと詳しく調べてみたいと思った方は、このAra h 2を検査項目に入れてもらうことをおすすめします。

Ara h 2陰性からの入院負荷試験

我が家の息子は、小さな頃からピーナッツの数値が高く、一時期は100を超える数値でした。現在でも調べた項目の中では最も数値が高いのがピーナッツで、平成30年現在、クラス3です。これでも相当下がりました。

ピーナッツの負荷試験を行うかどうかについては医師とかなり相談をしました。というのも、息子の場合はAra h 2がずっと陰性だからです。

「生まれてから10年以上、ピーナッツを全く口にしたことがない」ということは、もしごく微量でも口にしてしまった場合の症状の出現について想像がつかないということでもあります。Ara h 2が陰性で食べられる可能性があり、ピーナッツ自身の数値も下がってきているということを考え合わせ、ごくごく少量の負荷試験を入院で行いました。

結果、とても嬉しいことに症状が出ず、自宅で増量しながら問題がなければ解除していく方向になりました。

ピーナッツは加熱すると…

ほとんどの人がなんとなく、十分に加熱をした方がアレルギー症状が出にくくなると思っているのではないでしょうか。例えば、卵アレルギーがある人なら、卵は加熱をすれば抗原が下がるということを知っていると思います。

しかしピーナッツは逆です。ピーナッツは加熱することでタンパク質が重合し、アレルギー症状が出やすくなります。今回息子はローストしたピーナッツで負荷試験を行いました。生のピーナッツよりも、加熱したものの方が危険ということを覚えておきましょう。

日本で生活するにあたり、ピーナッツは除去しやすい食べ物です。数値が高いのに無理に負荷試験を行う必要はないと考えます。負荷試験をしようかどうか迷った際には上記のようなことを参考にしてもらえると嬉しいです。

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