「グアーガム」「グァーガム」【原材料表記のよく分からない用語集】
以前から気になっていた「グァーガム」について調べてみました。
ざっと調べただけでも、ウスターソース、うどん、ジャム、アイスなど、幅広い食品に使われていますが、いったい何者なのでしょうか。
グアーガムとは?
グアーガム (Guar Gum) とは、グアー豆の胚乳部から得られる水溶性の天然多糖類のこと
Wikipedia
グァーガムは、食品から作られるものだったんですね。勝手に、人工的に調合された「ガム的なもの」を想像してました(笑)
まさか、豆から作られるものとは。 しかし、そもそもの「グアー豆」とは何ぞや?
またもやWikipediaによると、グアー豆は「クラスタマメ」の別名でインド、パキスタン原産のマメ科の一年生植物。アメリカ、オーストラリア、アフリカなどでも作られているそうです。
日本では見かけませんもんね。写真を見る限り、ピーピー豆的な雰囲気を醸し出していますが、「えんどう豆の一種」なんだとか。
グァーガムの用途
グアーガムは、増粘剤、安定剤、ゲル化剤として使用されています。道理で、トロっとしたものによく使われているわけです。ちなみに、「増粘剤(グアーガム)」という表記は、「増粘剤の役割を果たすものとして、グアーガムが使われてますよ~」という意味です。
意外にも血糖値上昇抑制作用、コレステロール低下作用、便通改善などの効果があるのだとか。
いろいろと調べていると、この「グアーガム」は、あの「シェールガス」の採掘にも利用されているそうで…。そう、アメリカの地下から見つかり、アメリカを産油国にした、あの「シェールガス」です。
恐るべしグアーガム。
グァーガムの正体は豆
とにもかくにも、グアーガムの正体は「豆」で、とろっとしたものに使われていることが分かりました。とろっとしたものを食べるときには、ぜひチェックしてみてくださいね!
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