息子は小さいころ、魚が食べられませんでした。負荷試験を行っていなかった乳児期、かつおぶしやいりこで出汁が取れないのは厳しく、当時は大豆や小麦も除去していたため「味付けをどうするか」が大きな問題でした。もちろん、稗や粟の味噌や醤油を使っていましたが、出汁の味が欲しい。そのときによく使ったのが「キノコ類」です。
冷凍キノコと天日干しキノコは栄養価も高い
ある日、味噌汁を作るために冷凍しいたけを使いました。しいたけが安いときに買ってきて、家に帰ってスライスし、ジップロックに入れて冷凍庫へ入れておいたものです。使うときに冷凍庫から出して使うだけです。
味噌汁に使おうと思って、何も考えず鍋の中に最初に入れてから他の野菜を切っていたのですが、ふと見ると、ちゃんとダシが出ているのが分かりました。干ししいたけを戻すときと同じような感じの色がついていたんです。
しいたけは自分で干ししいたけをつくったこともありますが、乾かしている間に飛んでしまったりしました。冷凍の方が断然簡単です。天日干しでも冷凍でも栄養価は増すのでお好きな方でどうぞ。
参考記事(外部サイト)
【完全版・管理栄養士解説】きのこは冷凍でうまみ・栄養が増す!冷凍する4つのポイントhttps://tokubai.co.jp/news/articles/3168
牛乳アレルギーならキノコを食べよう!カルシウム対策になるから!
ところで突然ですが、乳製品にアレルギーがあるとカルシウム不足が気になりますよね?この点について、小学校の栄養教諭の先生に相談したところ、乳アレルギーの人が気を付けることとして、以下のことを教えてくれました。
この「ビタミンD」が含まれるものこそ、キノコ類なんです。特に、きくらげが最も多く、しめじや舞茸、エリンギに多く含まれます(マツタケも多いけど我が家では現実的ではない…笑)。冷凍きのこを入れたお味噌汁やお吸い物は、出汁も出るし、ビタミンDを補うのにも一役買ってくれます。
参考記事(外部サイト)【森永製菓】カルシウム&ビタミンD 相互のちからhttps://www.morinaga.co.jp/protein/columns/detail/?id=19&category=health
【ホクト】菌活辞典 ビタミンD https://www.hokto-kinoko.co.jp/kinokolabo/jiten/jiten08/
乳アレルギーっ子のカルシウム対策については、こちらにもまとめています。年齢、性別ごとの必要目安量も書いています。
あとから便利に使えるキノコの冷凍方法
冷凍キノコは解凍せずにそのまま料理に使います。使うときを想定してカットしておくと便利です。
出汁が出て栄養価が増すだけでなく、ストックとしても優秀です。キノコ類が安くなっていたらまとめ買いして冷凍キノコを作っておきましょう。