なんとなく除去食品(ナッツ類、蕎麦、甲殻類、ゴマ、果物)解除できれば強い味方に

公開日:  最終更新日:2014/11/27

なんとなく避けられている…蕎麦、ゴマ、甲殻類、くるみetc…



卵アレルギーだから、乳アレルギーだから…蕎麦やゴマもなんとなく除去していませんか?
私がこれまで出会ってきたアレルギーっ子のママたちには、こういう人がとても多かったです。
ほかに、カニやエビ、くるみやアーモンドなども「なんとなく避けられている」食品のようです。
確かに、蕎麦やカニ、エビ、ごまなどは重篤なアナフィラキシーを起こす可能性がある食品です。
そして、乳幼児が必ず食べなければ食生活に困難をきたすような食品ではありません。
卵や乳、小麦や大豆のように毎日の生活に密接にかかわっていないため、食べずに過ごしても問題はありません。
しかし、我が家のように、離乳食時には「卵、乳、小麦、大豆、落花生、米、魚」を完全除去していた家庭にとって、何か一つでも食べられるものが増えることは食生活を送るうえでとても重要でした。
2~3歳児の頃には、医師に相談して積極的にこれらの食べ物の解除を始めました。

「なんとなく食品」が食べられると便利です



ゴマが食べられると、ふりかけの選択肢が増える
カニが食べられると、冬の夕食が楽(笑)
くるみやアーモンドが食べられると、お菓子作りのアクセントになる
蕎麦が食べられると、十割そばのお店で外食できる
キウイが食べられると、お友達の家でおやつで出ても困らない
(番外編)カキが食べられると鍋が美味しい
ざっとあげるとこんな感じです。
「あれもだめ、これもだめ」から「これは大丈夫」に1つずつ変わると、保護者の気持ちも楽になります。
また、友達がくれたお菓子にゴマがついていたり、くるみが入っていたりしたとき。
ゴマやくるみさえ大丈夫なら食べられるんだけど…というのが嫌で、私は医師に相談しました。

小麦アレルギーっ子は蕎麦が強い味方になることも



小麦アレルギー児で調味料程度は食べられるのであれば、蕎麦が食べられると便利だと思います。
我が家では、冬に自宅で鍋をするとき、〆は十割そばです。
これがとても美味しい!
茹で方も袋に書いてある通りにすれば、ボソボソ切れずに美味しく茹で上がります。
外食時に十割そばを利用するのであれば、調味料OKなことが必須条件です。
卵や小麦は蕎麦店でわりとよく使用されるものだと思うので、このあたりのコンタミは十分ありえます。
成長とともにこの辺りをクリアすると(うちの次男坊は、小麦50gまでOK、卵のコンタミはOK)
外食時の十割そばはとても便利なお店になります。

…といっても、軽く見るのは禁物



厚生労働省が、アレルギー物質が含まれていることを表示する義務がある(表示義務)と定めているのは
卵、乳、小麦、えび、かに、そば、落花生。
表示を奨励しているもの(表示推奨)は、あわび、いか、いくら、オレンジ、キウイフルーツ、牛肉、くるみ、さけ、さば、大豆、鶏肉、バナナ、豚肉、まつたけ、もも、やまいも、りんご、ゼラチン。
(「ごま」「カシューナッツ」が追加されることが決まりました。約1年以内だそうです。
詳しくはこちら
上で取り上げたものだけ太字で表示しましたが、表示義務、あるいは表示推奨とされている物質ですので当然危険が多いということです。
ゴマも重い症状が出ることはあります(友人にいました)。
くれぐれも自己判断で食べることなく、医師と相談して、血液検査も調べてみて、安全を期して試してみてください。
我が家では、カキも試しました。
医師からは「牡蠣なんてあまり食べないでしょう?」と言われましたが、我が家は無類の牡蠣好き一家。
「めちゃめちゃ食べます」と言って血液検査の項目にいれてもらいました。
同じように「まだいいんじゃないの?」と言われながら試したのが「刺身」。
我が家は刺身をよく食べるので。
その他、いくらと明太子はチャレンジ予定ですが、息子の気がのらずチャレンジに至っていません。
各々の過程の食生活に合わせて、進めていくと、家族での食事がより楽しいものになると思います。

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