PASCO「スナックパンシリーズ」を使用して減感作療法

公開日:  最終更新日:2014/11/29

こんにちは。

ご存知ない方もいらっしゃるかもしれないので、改めて申し上げておきますが…私はかなりいい加減な性格です。
アレルギーっ子を育てていると、きっちりしすぎると苦しくなってしまうこともあるので、私ぐらいのいい加減さがいいのかなと思ったりもしますが、一方で悪い点もあります。

・きっちり毎日記録する
・きっちり毎日食べさせる

こうしたことが大の苦手です。毎回病院に行って困ります。
しかも、今の主治医はこうした私のいい加減さを決して咎めません。
「お母さんも大変だよね」「子どもの体調が悪い時もあるしね」と、いつも受け止めてくれる…それに甘えている自分が情けないなと自己嫌悪の日々です。

昨日、久しぶりの診察でした。といっても、行ったのは親だけ。
毎日、卵と乳を続けて食べる減感作療法(緩徐法)を行っていますが(その記事はこちら)、特製クッキーがなくなると途端に続けられなくなり、クッキーをなかなか作れないことを正直に話しました。

そこで先生から提案されたのが市販の商品を使っての減感作療法です。
今までにも、超熟の食パンを使って小麦の減感作療法→解除を行ってきました。
それと同じように、PASCOのスナックパン(チョコ)を使って卵と乳製品の減感作療法を行っていこうというものです。
(余談ですが、味によって成分量はずいぶん異なりました)

主治医がPASCOに問い合わせた、成分と成分量の一覧表を見せてもらい、現在次男坊が食べられる量(入院負荷試験でアナフィラキシーを起こす前段階の閾値)の1/10量がパンの何分のイチに当たるかを計算。
どれぐらいの分量ずつ増やしていくかを細かく相談しました。

これまでは頑なにクッキーを作ってやっていこうという自分がいましたが(できるだけ小麦を使っていない商品で試したかった)、小麦もずいぶん食べられるようになってきたし、何より続けることが大事なので、思い切ってこの方法にチェンジ。

主治医からの指示はありませんでしたが、念には念を入れPASCOに成分と成分量を問い合わせました。HPから簡単に行えます。
成分や成分量は変更になることがあります。
これを実感したことが何度もあるので(こないだまで食べられていた商品に、急に卵が使われてたり…などなど)必ず自分で問い合わせるようにしています。
(そんなわけで、問い合わせた内容をHPには書かないようにしています。PASCOの場合は転載不可になってましたが、それも納得)

診察時、「なかなか続けられなくて…」とあまりはかない弱音を吐いたら、先生に「小麦の時も3年ぐらいかかったよね。最初は2gとかだったのが、今はもう5枚切り1枚食べられるじゃない」と励まされました。
今の先生にかかってもう3年。
息子の性格も分かってもらっているし(もしかしたら私の性格も分かってもらっている?)、近所のかかりつけ医と学会で顔を合わせた際に話をしてくれたり、と、本当に先生には力強くサポートしてもらっているなと感じます。
先生に巡り合うまでには、いろいろ大変な思いもしてきましたが…

と、話がそれましたが、早速今日から、また頑張って続けていこうと思います。

関連記事:減感作療法を長く続けるためのコツ「特製クッキー」で楽に進めよう

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