アレルギーっ子にはおなじみの「エピペン」。
我が子は処方が可能な年齢から今までずっと持っていますが、まだ使ったことはありません。その間、小学5年生になった息子はずっと1つの疑問を抱いていたようです。
それは「エピペンはどれぐらい痛いのか」ということ。
先日、期限切れのエピペンを返却し、新しく処方してもらったのですが、隣でずっとそのことを気にしていました。
確かに、練習用エピペンで練習するときには、太ももにグっと強く押し付けて使いますし、状況次第では洋服の上から打ってもいいと言われると相当太い針を想像してしまいます。注射というと「採血」か「インフルエンザの予防接種」ぐらいしかイメージできないので、それを超える痛さなのか、いろいろと考えると不安になってしまったようです。
エピペンを打たねばならない状態になれば、それどころではないと分かっていても、気になりますよね。
看護師さんに聞いてみた
エピペンの処方に伴い、看護師さんから使い方の説明があったので聞いてみました。
筋肉注射なので針は長め、とのこと。皮下にある筋肉まで届かなければ意味がないからだそうです。ただし、針の太さは特別に太いわけではなく、予防接種を想像しておけばいいよとのことでした。
ただ看護師さんは慣れているしそういうのかも…と疑い(笑)、実際に使った子の話を聞いてみると、
痛かったという子もいれば、そうでもないという子もいる。どちらにしろ、それどころじゃない状況ですからね…。
ということでした。ごもっとも。
実際の針の太さは…
針の太さを調べてみましたが公式HPで見つけられなかったので日立薬剤師会のブログから転載させていただきます。
エピペンは自己注射薬ですが、針の太さが22Gで、長さが13mmから15mmあることです。自己注射としてなじみがあるインスリンなどに使用される針は34Gで4mmなどですから、比べるとエピペンはだいぶ太くて長いことになります。皮下注射と筋肉注射の違いがありますので当然なのですが、注射時に痛みを感じることがありそうです
ああああ…(汗)なんかこわいこと書いてるのでもう少し調べてみました。
ほかのサイトでみたところでは、成人の採血に使う針の太さが「21G~22G」とのことでした。皮下注射、皮内注射の針に比べると太いのは確かなようですが、大人の採血に使う太さと考えると怖がりすぎなくてもいいかなと思います。
ちなみにこの「22G」「34G」というのは針の太さ(Gはゲージ)のことで数字が大きいほど細くなるようです。
看護師さんが「予防接種を想像しておけばいい」と言ったのは、針の太さだけでなく、採血のように血管を探す必要がないのでその怖さはないということだったと思います。
練習用エピペンと本物の違い
今回、看護師さんがかなり丁寧に説明してくれたのですが、その中で気を付けようと思ったのは「練習用エピペンと本物のエピペンは打った時の衝撃が違う」ということでした。
押し付けたときにドンっと衝撃があるので、「びっくりして手を離してしまわないように」ということと「太ももを固定するように」と話があり、太ももの外側に打つときに、太ももの内側を手で押さえるよう指導がありました。しっかりと固定できましたよ!