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スタバのプラントベースフードを20%オフで購入できる!食物アレルギーの方の注意点も

スターバックスコーヒーでは2022年からプラントベースのフード商品を提供しています。季節ごとに数種類が新しく販売されるので、楽しみにしている人も多いのでは?この記事ではプラントベース商品の概要やラインナップ、お得な購入方法、食物アレルギーがある方の注意点などを紹介します。

プラントベース商品とは

プラントベースは直訳すると植物由来という意味です。動物由来不使用という意味ではありません。また、プラントベースと表示することについて決まったルールはありません。そのため、メーカーによってプラントベース商品の捉え方にばらつきがあります。

消費者庁では、プラントベース商品の中に「全て植物由来の原材料であるもの」と「一部の原材料や食品添加物に動物性由来のものが含まれているもの」が混在していることを例を挙げて注意喚起をしています。

参考:消費者庁|プラントベース食品って何?

プラントベース商品を購入する前に、食物アレルギーがある方は以下の点に注意が必要です。

プラントベース商品の注意点

  • プラントベースは食物アレルギー対応商品ではない
  • プラントベースの定義はメーカーや商品によって違う
  • 原材料の確認が必須

似た言葉に「ヴィーガン」もあります。ヴィーガンについてはこちらも参考に。

スターバックスのプラントベース商品とは

スターバックスでは、主要原材料に動物性食材を使わず、植物性食材を使用している商品を「プラントベース商品」と位置付けています。動物性食材とは肉、魚介類、卵、乳製品、はちみつを指し、対象商品にはロゴマークが分かりやすく掲示されています。

動物性食材を使っていない"主要原材料"について、スターバックスジャパンでは以下のように説明しています。

スターバックスのプラントベースの考えに基づき、主要原材料とは、本商品を構成する食品添加物を含む二次原材料までを指しております。ただし、二次原材料までに含まれる食品添加物のうち、食品表示法上、表示の省略が可能な加工助剤、キャリーオーバー、添加物製剤に含まれる食品素材は主要原材料に含んでおりません。

プラントベース商品について|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)

また、製造過程や店舗では動物性食材を含む商品を製造しています。

スターバックスではホームページで商品のアレルゲンを分かりやすく表示しているので、まずはアレルゲンを確認し、HPに書かれているプラントベースの考え方やコンタミの可能性を了承したうえで購入する必要があります。

参考:プラントベース商品について|スターバックス コーヒー ジャパン (starbucks.co.jp)

スターバックスのプラントベース商品の魅力

スターバックスのプラントベース商品には他にはない魅力があります。

フードメニューのバラエティが豊富

画像は、2024年6月30日現在のスターバックスのプラントベース商品(一部)です。マフィン、ロールケーキ、ベーグルサンド、トルティーヤなどさまざまな種類があることがわかります。複数の中から選ぶ楽しみや、お店に行くたびに違う種類を食べる楽しみは、他にはない魅力です。

小麦不使用のメニューもある

プラントベース商品は植物由来を基本としており、当然、小麦も使用します。しかし、スターバックスには、小麦を使っていないフードメニューもあります。ほとんどの商品は小麦使用なので注意が必要ですが、私の感覚では1、2種類は提供されている印象です。気になる方はアレルギー表示を確認して探してみてくださいね。

スターバックスのプラントベース商品を20%オフで購入できる!

スターバックスではフードロス削減を目的にしたプログラムを実施しています。当日の在庫状況に応じて、閉店3時間前をめどにフードメニューが20%オフで提供されるもので、プラントベースのフード商品も対象です(一部を除く)。

プログラムによる売上の一部は認定NPO法人全国こども食堂支援センター・むすびえに寄付されます。商品が20%オフになって、フードロスや地域貢献もできる、消費者にも嬉しいプログラムですね。

これからもプラントベース商品を取り扱い続けてほしいので、私も積極的に購入したいと思っています!

通常のサービスの範囲内で対応をお願いしよう

繰り返しになりますが、スターバックスのプラントベース商品は食物アレルギー対応ではありません。過去には、コンタミを避けるために、店頭に並ぶ前の個包装された商品を購入した、という話がXで広まり、それができなくなった経緯もあります。

スターバックスでは公式ホームページでアレルゲンを公開しているほか、スタッフの方もとても親切に対応してくれます。こうしたサービスを続けてもらうためにも、通常のサービスの範囲内で対応をお願いすべきだと考えます。

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