喘息やアレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎に影響を与える室内アレルゲンとして代表的なのは、ダニやカビ、動物の毛・フケなどです。アレルギーは原因物質となるアレルゲンの除去、回避をすることが大切なので、これらを部屋の中に持ち込まないことや、掃除をして取り除く必要があります。なかでも、目に見えず、気づかないうちに大量発生しやすいのがダニです。ダニ対策はどのようにすればよいのでしょうか。※この記事はプロモーションを含みます

ダニアレルギー対策の第一選択は「布団」の対策

ダニのすみかは、ずばり布団です。８時間睡眠の人なら１日の1/3を過ごす布団の中。布団のダニ対策がいかに重要かわかります。ダニ対策＝布団対策といっても過言ではないでしょう。

布団の防ダニ加工は「薬剤」と「高密度生地の使用」の2種類

布団や布団カバーのダニ対策には、薬剤を使って防ダニ加工を施したものと、高密度に生地を織ることでダニを物理的に通れなくしたものがあります。

薬剤による防ダニ加工

薬剤を使った防ダニ加工は、ダニを寄せつけない「忌避効果」とダニを増やさない「増殖抑制効果」をプラスしています。薬剤を使って人体に影響がなく、ダニが嫌がる状況を作り出していますが、洗濯を繰り返すうちに徐々に効果は落ちていくため、定期的な買い替えが必要です。ちなみに、防ダニ加工認定を行っているインテリアファブリックス性能評価協議会では、3年後までの効果の持続を確認しています。購入するときは認定マークを確認すると良いでしょう。

高密度生地を使用した防ダニ対策

高密度に織り上げたものはダニが通り抜ける隙間を物理的になくしたもの。ダニの大きさ(約200〜300μm)よりも隙間なく織った生地を使っているため、布団内でダニが発生しても外に出てることができません。薬剤を使っていないため、生地が破れたりしない限りは防ダニ効果が持続します。アレルギーの原因物質となるダニの死骸やフンを通さないタイプも販売されています(ダニの死骸やフンの大きさは約10〜30μm)。※1μm（マイクロメートル）＝0.001mm（ミリメートル）

高密度生地を使用した防ダニ寝具「ミクロガード」

ミクロガードは、帝人開発の高密度生地を使用した防ダニ加工寝具です。生産開始から30年以上のロングセラー商品。医療現場でも注目されていて、私自身もアレルギー科でパンフレットを貰いました。大きな特徴は、全タイプでダニを100％通さない生地を使用していること(ミクロガードプレミアムでは花粉・ダニの死骸・フンも99％シャットアウト)。また、長繊維を使用しているので、布団を畳んだり寝がえりをうったりしたときに埃(抜けた繊維)が舞いにくいこともポイントです。

ミクロガード・防ダニ加工寝具・綿100％寝具の比較

ミクロガード・防ダニ加工寝具・綿100％寝具はそれぞれに良い点がありますが、ここでは防ダニ効果の面から比較をしてみました。アレルギー疾患がある方の多くは、布団を畳むときの埃に反応するはず。また寝具を毎日洗いたい方も多いでしょう。ミクロガードは、こうした細かなニーズにも応えていることが分かります。

ミクロガードのタイプ別比較

ミクロガードには5つのタイプがあります。今回はそのうち4タイプを購入する視点から比較しました。

	ミクロガードⓇRENEWAL プレミアム	ミクロガードⓇスタンダード	ミクロガードⓇモイスチャー	ミクロガードⓇプロテクター
特徴	半分以上のユーザーが購入	基本機能がついた入門編	グッドデザイン賞受賞	インナーカバーとして使用
ダニを防ぐ	〇	〇	〇	〇
ダニの死骸・フンを防ぐ	〇	–	–	–
保湿性がある	–	–	〇	–
枕カバー	¥3,300	¥2,750	¥2,970～¥3,520	¥1,650
掛け布団カバー	¥15,400～¥18,700	¥8,800～¥12,100	¥12,100～¥18,700	¥3,960～¥4,510
敷布団カバー	¥14,300～¥16,500	¥8,250～¥10,450	¥11,000～¥13,200	¥3,410～¥3,960
シーツ ※マットレス用	¥12,100～¥15,400	¥7,700～¥11,000	¥9,900～¥15,400	¥4,510～¥5,060
3点セット	¥30,800～	¥19,250～	–	¥9,020～¥10,120
4点セット	¥40,700～	–	–	–
枕・掛け敷き布団	–	¥5,500～¥35,000	¥11,000～¥13,200	–
お試し2週間レンタル	〇　¥1,650	〇　¥1,650	〇　¥1,650	×
公式サイト	ミクロガードⓇRENEWAL プレミアム	ミクロガードⓇスタンダード	ミクロガードⓇモイスチャー	ミクロガードⓇプロテクター

引用：防ダニ・防塵の寝具・カバーなら公式通販【ミクロガード】

私自身はスタンダードを購入しました。冬の寒い時期は、手持ちのカバーと併用したこともあり、入門編として購入するならプロテクターかスタンダードが安価で使いやすいと思います。一方で手持ちのカバーを使うと、併用したカバーの埃対策やダニ対策が万全ではありません。完全に対策したいなら、やはりスタンダード以上のカバータイプをおすすめします。

半分以上のユーザーが購入しているプレミアムは、ダニの死骸やフンも防ぐ点がポイントです。少し高価ですが安心感はダニの死骸やフンもアレルゲンになることを考えると、効果は期待できると思います。カバーではなく枕や布団そのものもミクロガード(スタンダード、モイスチャー)で揃えることができます。

効果や肌触りを試したいなら、お試し価格(1,650円)の2週間レンタルもあります。

薬剤による防ダニ加工は一切なし、赤ちゃんや子どもの愛用者も

眠る時間の長い赤ちゃんや子どもの寝具をミクロガードにする方も多いようです。薬剤による防ダニ加工が気になる方やアレルギー疾患の方の支持を集めています。

驚異的！布団から埃が舞わない

公式ホームページのこの実験画像が衝撃だったので引用します。生地からの発塵が少ないことにも驚きますが、布団内部からの吹き出しが目では確認できないレベルなのがすごいです。

アレルギー疾患に細やかな対応「ミクロガード」でQOLを上げよう

わが家は私以外の家族全員がアレルギー性鼻炎、アレルギー性結膜炎を持ち、子どもたちはアトピー性皮膚炎、食物アレルギーもあります。実は彼らは布団を畳む動作にかなり反応します。埃が舞う状況で鼻水が出たり、目が痒くなったりすることがよくあるため、ミクロガードの「埃が出にくい」という利点は魅力的に感じました。

現在、就寝環境を整えるために、以前購入したミクロガードスタンダード（敷布団カバー）に加えて、プロテクターやまくらカバー、敷き布団カバーの購入を検討中です。アトピー性皮膚炎の痒みは寝ているときに痒みが出やすいですよね。我が家では寝具を変えて、深く眠れるようになった経験があるので、寝具にとても期待をしています。人生の1/3を過ごす布団だからこそ、ミクロガードでもっとQOLをあげていきたいです。

参考：防ダニ・防塵の寝具・カバーなら公式通販【ミクロガード】

参考：アレルギーポータル｜ハウスダストやダニにアレルギーがあります。環境整備について教えてください。
https://allergyportal.jp/faq/508/

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