卵の負荷試験を福岡市内の病院で行いました。
福岡市内の病院で負荷試験と言うとほぼ1か所しかない気がしますが…(笑)病院名は一応伏せておきます。
卵の負荷試験ということで、食べるものは「カステラ」でした。福岡の地元企業「さかえ屋」の商品です。
負荷試験の進め方は、医師の診察、説明、カステラを細かく切って一口食べる→時間を測って診察、異常がなければ量を増やす…という方法で、大阪の病院と変わりはありません。
ただ異なるのは、人数が多いということでした。
合理的でシステム化された負荷試験
負荷試験を行う場所は食堂のような場所で、テーブルが10セットほどあり、1テーブルで2人(+それぞれの親)が座れるようになっていました。息子が行った時には、10人ほどが座っていたと思います。そして、1人1人の前に、その日負荷を行う食品が置いてあります。いり卵、牛乳、パン、カステラ……本当にさまざまです。
そのテーブルを医師、看護師、栄養士が回っていくシステムです。各患者の前に診察内容や経過を書く紙(カルテのような)が置いてあり、回りながらチェックしていきます。医師と栄養士は1人でしたが、担当医が途中で来ている人もいました。合理的だなぁと感じましたが、前の病院(1対1)のように長く喋ったり質問したりすることはできません。そのせいか、看護師さんとの距離も遠く感じてちょっとさみしかった…(前が仲良くなれすぎただけですね)。
日帰りでも負荷試験の扱いは「入院」
最後まで食べ終わると、経過観察を行って昼過ぎには帰宅できます。
以前の病院では1泊していたようなものも、日帰りです。ただ、日帰り入院扱いなので、乳幼児医療証が使えます!これは大きい!!!福岡市は乳幼児医療証の適用範囲が狭く、これまでで一番医療費がかかっているのですが、入院ならば負担が軽くて済みます…。
複数人で行う負荷試験の問題
複数人で負荷試験を行っていると、当然具合が悪くなるお子さんもいます。お腹が痛いと言って横になるお子さんもいましたし、途中でやめるケースもありましたが、今回はアナフィラキシーを起こしたお子さんはいませんでした。アナフィラキシーを目の前で見ると、うちの子なんか絶対食べたがらないだろうな…と思うのですが、どうなのでしょうね。
病院が違えば医師の把握範囲も違う…
前の病院では医師もどの食品にどれほどのアレルゲンが含まれているかきちんと把握していましたが、今回は栄養士さんしか把握していないようで…「分かりません」と言われて驚いたり、栄養士さんに質問できなかったりしてあたふたしました。
病院がかわると、本当に大変というか、スムーズにいきませんね…。
この後、食べられるようになったカステラ1切れを1か月間食べ続けて次の負荷試験に進むことになりました。
随分更新していませんでした。ネタだけがどんどん蓄積されています…。